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京都府出身の、コスプレイヤーの、りのあです。ラジオやコスプレイベントで私と一緒にコスプレイベントに参加できる人募集してます。 美味しいもの食べたりボカロ聴いたり、身体を動かすことが好きです。

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世界中には素晴らしい本があります~絵本、児童文学、童話の名作たち

ウンパルンパが最高です!~「チョコレート工場の秘密」(ロアルド・ダール)

「チョコレート工場の秘密」もそのひとつになります。最近ではティム・バートン監督の「チャーリーとチョコレート工場」としても有名になりました。

話はファンタジーそのものです。作者が楽しんでいるとしか思えません。サービス満点のフルコースのようです。チョコレート工場の経営者であるウィリー・ウォンカはもちろん、工場で働いているウンパルンパがたまらなく輝いています。このキャラクターが物語の進行役をつとめているような感じです。素晴らしすぎます。

映画の「チャーリーとチョコレート工場」でもウンパルンパは目立っていました。歌と踊りですね。おそらくですが、ティム・バートン監督がこの小説をスキなんだろうな…と思わせる演出でした。

物語全体を流れるテーマは家族です。主人公のチャーリーは貧しいけれども、とても愛に満ちた家族のなかで育っています。一方、ウォンカはとんでもなく巨大なチョコレートをつくる工場をもつ成功者ですが、孤独に満ちていました。この2人の違いが物語をつくっているような気がします。

この「チョコレート工場の秘密」は続編があります。「ガラスの大エレベーター」です。これまた、驚くような展開をしてくれます。合わせて読むというより別の物語だと思ったほうがいいかもしれませんね。

特に映画を観て気に入った方は、ぜひ、読んでみてください。どちらもウンパルンパは最高ですよ。

クリスマスの絵本です!~「さむがりやのサンタ」(レイモンド・ブリッグズ)

「さむがりやのサンタ」はレイモンド・ブリッグズを有名にした絵本としても知られています。レイモンド・ブリッグズという名前を知らなくても「スノーマン」や「風が吹くとき」を描いた人と言えば分かりやすいかもしれません。

「スノーマン」では文章らしきものが見当たらず、イラストだけで表現しています。レイモンド・ブリッグズは絵本や児童文学というよりも、本国イギリスではイラストレーターとして認められている面が大きいかもしれません。この作品はアニメにもなりました。観たことがある方もいるでしょう。

「風が吹くとき」は最終戦争の悲劇を淡々と描いています。もう、子供向けの絵本とは言えません。イラストを主体にした芸術作品です。海外、特にヨーロッパ周辺ではこのような批判や皮肉を込めた作風が当たり前にようにあります。文化の違いを感じますね。

一方「さむがりやのサンタ」はのんびりしています。タイトルからして、やる気がありません。原題はふつうなのですが、この日本語は内容にとても合っています。読んでいて思うのは休憩が多いことです。クリスマスの時期はサンタクロースは忙しい…そんな固定観念を崩してくれます。

もちろん、読むならクリスマスの前でしょう。12月に入ったぐらいの時期がいいかもしれません。商店街やデパートなどで、クリスマスが近づいてきましたよ、と知らせるときですね。子どもたちに読み聞かせするのも、このシーズンがぴったりだと思います。

ジャガイモの皮むきがしたくなるかも…~「大どろぼうホッツェンプロッツ」

「大どろぼうホッツェンプロッツ」はドイツの児童文学です。シリーズ化しています。2作目が「大どろぼうホッツェンプロッツふたたびあらわる」。次が「大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる」です。分かりやすいですね。

タイトルに使われているホッツェンプロッツが泥棒です。これが憎めません。見た目はいかにも悪役です。ただ、間抜けというか、少しドン臭い面があります。ドイツの田舎町が舞台なのですが、怖がられているのが不思議なくらいのキャラクターです。

児童文学らしく、大どろぼうに挑むのは少年。カスパールとゼッペルですね。どのようにしてホッツェンプロッツとやりあうのかは読んでのお楽しみにしておきましょう。

ホッツェンプロッツは料理にはうるさく、捕らえられたカスパールは1日中、ジャガイモの皮むきをさせられます。この場面がそれまでの展開からすると少し滑稽です。一緒に皮むきを手伝いたくなりますよ。

「大どろぼうホッツェンプロッツ」シリーズは、少年の冒険であり、ハラハラするようなシーンも多く、かといってユーモアもあります。また、魔術師などが出てくるファンタジー的な面もあったり。2作目以降が読者のリクエストに応えたのも、よく分かる出来です。

日本にも似たようなシチュエーションの児童文学は多くあります。決してマネではありません。これは少年少女の夢物語です。古い表現かもしれませんが冒険活劇という日本語がぴったりだと思います。まずは1作目を読んでみましょう。

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